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出口のない筏の上で、十七歳は五平餅の夢を見る
進路を決められない十七歳の「僕」と、太平洋戦争を生き延びた祖父たちの記憶。史実と家族の曖昧な記憶、そして想像が交差する海の上で、「生きて帰る」ことを考える物語です。

この物語について
進路を決められない十七歳の「僕」と、太平洋戦争を生き延びた祖父たちの記憶を重ねて、この物語を書きました。
史実と家族の曖昧な記憶、そして想像が交差する海の上で、サメや台風、飢えに追われながら、五平餅は「生きて帰る」ための小さな希望になります。
将来は、一度の選択ですべて決まるのか。分からない過去を、分かったことにしてよいのか。戦争を遠い昔の出来事としてではなく、自分の進路や家族の沈黙につながる問題として、十代の読者にも感じてもらえたらと思っています。
この作品が描くもの
- 十七歳で将来を選ぶこと
- 戦争と、その後の世代
- 家族の記憶と沈黙
- 事実と記憶と想像
- 生きて帰るという願い
- 食べ物に残る日常の記憶
物語の中で五平餅は、単なる食べ物ではありません。遠く離れた場所にある日常や、生きて帰りたいという願いにつながる、小さく具体的な希望として登場します。
なぜ、この物語を書いたのか
この作品の出発点には、家族の中に残っていた戦争の記憶があります。
しかし、家族の記憶は必ずしも完全ではありません。語られなかったこと、時間とともに曖昧になったこと、確認できないこともあります。
本作では、史実として確認できること、家族から受け取った記憶、そして物語としての想像を重ねています。過去を完全に再現するためではなく、分からないことを分からないまま受け止めながら、今を生きる自分たちが何を考えられるのか。その問いを、十七歳の主人公を通して描きました。
史実とフィクションについて
本作はフィクションです。実際の歴史的出来事や家族の記憶から着想を得ていますが、登場人物、会話、出来事の描写には創作を含みます。
よくある質問
この作品は無料で読めますか?
はい。全文PDFを無料で閲覧できます。登録も必要ありません。
どのような物語ですか?
進路を決められない十七歳の主人公と、太平洋戦争を生き延びた祖父たちの記憶を重ねた物語です。戦争、家族の記憶、選択、生きて帰ることをテーマにしています。
実話ですか?
本作はフィクションです。史実や家族の記憶から着想を得ていますが、物語として創作した内容を含みます。
なぜ五平餅が登場するのですか?
本作では、五平餅が日常の記憶と「生きて帰る」という願いをつなぐ、小さな希望として描かれています。
PDFを再配布できますか?
無償かつ原文を改変しない場合に限り再配布できます。販売および改変は禁止しています。再配布時には著作者表示と本利用条件を併記してください。
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利用条件
本作は自由に閲覧できます。再配布は、無償かつ原文を改変しない場合に限ります。販売および改変を禁止します。再配布時は、著作者表示と本利用条件を併記してください。
